好きなサッカー選手を語ろう【ヨーロッパ選手編①】
今回は、私の好きなサッカー選手について語りたいと思います。
不定期連載企画の記念すべき第1回はヨーロッパの選手から
ベルギー代表/レアル・マドリー所属
エデン・アザール選手
人気サッカーゲームFIFA20の表紙にもなった選手ですね。
2018年のロシアワールドカップで日本と対戦したベルキー代表のキャプテンで、日本人の方にも馴染みがあるかもしれません。
かくいう私もロシアW杯で彼の虜になりました!
選手としての一番の特徴はドリブルで間違いありませんが、決して体格がいい方ではないにも関わらず、スピード、フィジカル、献身性といった現代サッカーで必須な能力をきちんと備えており、決してただドリブルが上手いだけの選手ではありません。
しかもドリブラーとしての能力もそんじょそこらのドリブラーとは違います。
アタッキングサードでの彼のドリブルは相手チームにとって常に脅威であると言えるでしょう。
↓アザールの異次元ドリブルプレー集はこちら
【超緩急ドリブル】アザールの異次元ドリブル集&解説 1080p
しかし、私の考えるアザールの凄いところは、「チームプレーとしてのドリブルができる選手だ」というところです。
ロシアW杯のブラジル戦を観たときは衝撃でした。
ビハインドで総力戦で攻め立てるブラジルに対して、必死で弾き返すベルギー守備陣。
その中であえてハーフウェイライン付近から下がってこなかったアザールは、クリアされたボールを拾い、必死にボールを奪いに来るブラジルDFに対してたった一人でボールをキープ、それどころか相手陣内までドリブルで運んでいき味方がラインを上げる時間をかせぐという離れ業を何度もやってのけていたのです。
ボールを持ち続けるドリブルは、どうしてもエゴイスティックなプレーに映ってしまいがちですが、状況に応じた的確な判断力、ボールを失わないだけの技術、フォア・ザ・チームの精神、が揃えばチームプレーなのだと思わされました。
アザール選手のプレーを見るときは、 相手ゴール前だけではなく、自陣やハーフウェイライン付近でのドリブルに注目すると、もっと彼のプレーを楽しめるかもしれません。